〒359-1141 埼玉県所沢市小手指町1-16-4 0120-887-047/050-5784-8999

厚生労働省認定運動型健康増進施設

体組成計・バイタル・計測

健康管理の基本は自分のからだを知ることから

ジムエリアの中にTANITA体組成計を設置しており、体重から体脂肪率や筋肉量、内臓脂肪といったからだの組成を分析できます。
測定結果は、会員様専用マイページに記録され、履歴を保存しておくことができます。

トレーニングのたびに計測することを習慣づけましょう。

体組成計・バイタル・計測

体組成計 TANITA MC-780A-N

個人差にも対応した体重、高精度の体組成計です。
基礎データに4C法を採用し、性別、年代、体型別のアルゴリズムで体組成を分析。小児・高齢者・スポーツ選手のような特異な体格も誤差の少ない分析が可能です。 3つの周波数を用いて、8極測定を行うマルチ周波数測定に加え、細胞膜の電気的な情報であるリアクタンスを分析に用いています。
四肢骨格筋量、全身および四肢の筋肉量評価指数を算出
筋肉量を部位別に分析した筋肉総合評価や筋肉量左右バランスチェックを表示。栄養指導や筋力トレーニングに必要な情報を提供します。

Q1 そもそもどうして、乗るだけで「体組成」がはかれるの?
A. からだに微弱な電流を流し、瞬時に解析を行っています
体組成計は、乗った人のからだに微弱な電流を流し、「電気抵抗値」を計測しています。
筋肉は電気が通りやすく、脂肪は通りにくいという特性を利用してからだの状態を測定しています。
この電気抵抗の数値に加え、体重や身長、性別、年齢などの情報を、タニタ独自の1万5,000件を超える生体データからアルゴリズム(計算式)で瞬時に解析。体脂肪率や筋肉量、基礎代謝量などを数値化しています。
「4C法」(4compartment model method)という医療機関や研究機関で体組成測定のゴールドスタンダードと信頼されている方法を基準にしています。

Q2 スポーツジム等にある「体組成計」と家庭用のものの違いは?
A. 実は、基本的なところはあまり変わりません
ジムなどに設置されている業務用の体組成計は、たくさんの人が頻繁に使うためにセンサーの耐久性をより高めていたり、電気的なノイズの影響を受けにくくなっていたりします。また、からだに流す電流の周波数が家庭用は1~2種類なのに対して業務で当ジムの機種は3種類で、体組成をより細かく測定しているといった特徴があります。

BMIとは「Body Mass Index」の略で、体格を示す指数のことです。
肥満度を表す数値として国際的に用いられており、世界共通の指数です。

【目標とするBMIの範囲】
年齢 BMI
18歳〜49歳 18.5~24.9
50歳〜64歳 20.0~24.9
65歳以上 21.5~24.9
BMI 判定
18.5未満 低体重
18.5以上25.0未満 普通体重
25.0以上30.0未満 肥満(1度)
30.0以上35.0未満 肥満(2度)
35.0以上40.0未満 肥満(3度)
40.0以上 肥満(4度)

血圧測定

OMRON社製 上腕式血圧計HEM-1012
腕を通すだけで正しい測定姿勢をつくる「可動式腕帯」

正しい測定結果を得るために不可欠なのが正しい測定姿勢です。
「可動式腕帯」なら、腕を通すと腕帯そのものがスイング。前かがみになりがちな測定姿勢を正し、測定姿勢をキープ。血圧測定が、誰でも簡単により正確にできるようになりました。

高血圧治療の基本は生活習慣の修正(運動療法・食事療法)と薬物治療があります。運動療法として、運動の頻度は定期的に(できれば毎日)実施し、運動量は30分以上、強度は中等度(ややきつい)の有酸素運動が一般的に勧められています。運動療法により降圧効果が得られ、高血圧症が改善されます。
「令和元年国民健康・栄養調査」の結果において、収縮期血圧140mmHg以上の割合は、男性で29.9%、女性で24.9%であり、約3,450万人が該当することが示されています。この高血圧症の要因としては、好ましくない食生活・身体活動量の不足・喫煙・ストレスといった生活習慣が密接に関連しています。高血圧治療の基本は生活習慣の修正と降圧薬治療ですが、高血圧症の発症や予防には習慣的な運動や身体活動の増加が有用であることは多くの研究により証明されています。また、治療や予防に推奨されている運動療法に関するガイドラインも確立されてきました。
日本高血圧学会の「高血圧治療ガイドライン2019」では、降圧治療には、生活習慣の修正、降圧薬治療があげられています。
生活習慣の修正は、1)食塩摂取量の制限(1日あたり6g未満)、2)野菜や果物の積極的摂取と飽和脂肪酸・コレステロールの制限および多価不飽和脂肪酸・低脂肪乳製品の積極的摂取、3)適正体重の維持(BMI25未満)、4)運動・身体活動量の増加、5)節酒、6)禁煙(受動喫煙の防止も含む)とされています。運動療法は血管内皮機能を改善し、降圧効果が得られ、高血圧症を改善するといわれています。また習慣的な運動は、収縮期血圧を2~5mmHg低下、拡張期血圧を1~4mmHg低下させる効果があるといわれています。特に習慣的な有酸素運動は、収縮期血圧を3.5mmHg低下、拡張期血圧を2.5mmHg低下させ、高血圧患者においても収縮期血圧を8.3mmHg低下、拡張期血圧を5.2mmHg低下させる効果があるといわれています。
さらに、身体活動量の増加も血圧を低下させる効果があります。運動療法には以下のような運動種目・時間・強度・頻度が一般的に推奨されています。

運動種目
ウォーキング(速歩)・ステップ運動・スロージョギング・ランニングなどの有酸素運動。
運動療法として、運動の頻度は定期的に(できれば毎日)実施し、運動量は30分以上、強度は中等度(ややきつい)の有酸素運動が一般的に勧められており、運動療法により降圧効果が得られ、高血圧症が改善されることが期待できます。運動強度低・中強度の運動は収縮期血圧の上昇はわずかであるのに対して、高強度の運動は血圧上昇が著明であるため、自覚的運動強度として、中等度「ややきつい」と感じる程度の運動強度(最大酸素摂取量の40~60%程度)が推奨されている。
また上記のような運動を急に実施するのは身体に与える負担が大きいため、掃除・洗車・子どもと遊ぶ・自転車で買い物に行くなどの生活活動のなかで身体活動量を増やすことからはじめてもよいでしょう。その場合、1週間あたりの総運動時間あるいは総消費エネルギー量で設定することが適当であるといわれています。例えば1回の運動時間を⾧く設定し1週間の運動回数を減らすか、運動強度を低く設定し1週間の運動回数を増やすなどの設定を個人に合わせて考えることができます。運動を実施する上での注意点としては、準備・整理運動は十分に行うこと、虚血性心疾患・心不全などの心血管合併症がないことを確認し、運動療法の可否を確認した後に、個人の基礎体力・年齢・体重・健康状態などを踏まえて運動量を設定する必要があります。
加えて高血圧症の改善には運動療法だけでなく、食塩摂取量やアルコール摂取量の制限、禁煙などとの複合的な療法がより効果的といえます。
なお、運動療法の対象者はⅡ度高血圧以下(病院の診察測定時で収取期血圧が160~179mmHgかつ/または拡張期血圧が100~109mmHg)の血圧値で脳心血管病のない高血圧患者であり、 Ⅲ度高血圧(病院の診察測定時で収取期血圧が≧180mmHgかつ/または拡張期血圧が≧110mmHg)を超える場合には降圧後に実施することとなっています。